第Ⅰ部 デジタル経済化と消費者行動の変化
基礎的概念,視点,枠組みの整理
第1章デジタル経済化の進展とその影響
変化する消費行動・購買行動の諸相
青木幸弘
- デジタル・エコノミーの出現とその諸相
- デジタル・プラットフォームの登場とその発展
- デジタル経済下で変化する消費者の行動
- デジタル化で進む消費者自身の変化
第2章デジタル経済化と消費の変化
新たな消費を捉える4つの視点
野村拓也
- 消費における「対象」の変化
- 消費における「目的」の変化
- 消費における「様式」の変化
- 消費における「場」の変化
- さらなる新たな消費・生活様式の展開
第3章デジタル経済化と消費者の変化
流動化する社会と消費者アイデンティ
野村拓也
- デジタル化の進展がもたらす社会の変化
- 消費者のアイデンティティにおける変化
- アイデンティティの変化に基づく新たな消費
- 流動化する社会・消費者・消費のこれから
第Ⅱ部 消費行動レベルの変化を捉える
プラットフォーム経済の出現とその周辺
第4章一時的所有
C2Cプラットフォームが変える新しい消費行動
山本晶
- 一時的所有とは
- 一時的所有の類似概念と相違点
- 一時的所有が変える消費者行動
- 企業のマーケティング戦略への影響
第5章心理的所有感
デジタル環境における「所有意識」の再構築
菅野佐織
- 心理的所有感とは
- デジタル時代の消費の変化と心理的所有感
- ソーシャルメディアと心理的所有感
- 心理的所有感の両義性とマーケティング対応
第6章応援する消費
誰かのためと自分のための消費行動
水越康介
- 新しい消費現象としての応援消費
- プロソーシャル行動と応援消費
- バイコットと応援消費
- 推し活と応援消費
- デジタル化社会の可能性
第Ⅲ部 購買行動レベルの変化を捉える
デジタル技術がもたらす新たな消費
第7章選ばない消費
デジタル化が生み出す新たな選択方略
徳吉哲秀・芳賀英明
- 「選ばない消費」の出現とその拡大
- 情報過負荷への対応とストレス削減型方略
- ランダム性志向が生み出す新たな選択方略
- AI技術の発展と「選ばない消費」の新展開
- レコメンデーション技術の進化と「選ばない消費」の今後
第8章生み出す消費
プロサンプション拡大の背景とインパクト
野村拓也・盛田真史
- プロサンプションの拡大とその背景
- プロサンプションの多様な形態
- プロサンプションの拡大がもたらすインパクト
- 進展するデジタル化とプロサンプションの今後
第9章つながる消費
デジタル化で変化する消費者と企業の関係性
宮澤薫
- デジタル時代のつながりとは
- つながりの黎明期――デジタル技術の普及とつながりの促進
- つながりの混乱期――デジタル技術の発展とつながりへの警戒
- つながりの成熟期――つながり能力の向上とつながりの選択
- 新たなつながりの兆し
- つながる消費の今後
第Ⅳ部 デジタル経済下のマーケティング対応
新たな消費に対応するマーケティングの課題
第10章「持たない時代」のマーケティング
サブスクリプションとシェアリング・サービス
髙橋広行・財津涼子・大山翔平
- 「持たない消費」としてのサブスクリプションとシェアリング・サービス
- 持たない消費の成功事例――エアークローゼットの取り組み
- 「持たない消費」へのマーケティング
第11章デジタル技術の登場とマーケティング対応
消費者の購買意思決定におけるAIの提供価値
松下光司
- AIがマーケティングにおいて果たす役割
- 消費者の購買意思決定プロセスにおける提供価値
- AIが提供する価値
- 消費者の購買行動類型とAIマーケティング
- 消費者の変わらない姿を求めて
第12章デジタル経済下での流通変化と小売マーケティング
購買意思決定プロセスに着目した流通モバイルアプリの活用
新倉貴士
- デジタル化による消費環境の変化
- デジタル化による小売マーケティングの変化
- モバイルアプリと購買意思決定プロセス
- モバイルアプリの競争類型
第13章デジタル経済下のブランド・コミュニケーション
かかげる,かたりあう,かえつづける,ゆだねるの複合アプローチ
宮澤正憲
- デジタル経済下のブランド・コミュニケーションの捉え方
- デジタル・コミュニケーション・インフラの変化
- デジタル化による生活者意識の変化
- 企業の情報発信方法の変化とこれからのブランド・コミュニケーション